| 吹きガラス(グラスブローイング)・その1 |
| 2003年3月1日 |
| 2002年の3月から始めた吹きガラスも、もうすぐ1年になろうとしている。週に1回4時間ずつなのだが、パートナーとふたり一組で作業するので、実質週に2時間の作業である。運が良ければ3ピース、悪ければ1個ぐらいしか仕上がらない。しかし、これが面白いのだ、ほんと。 日本の吹きガラスのサイトなんかを見ると、みな仲良さそうに、涼しい顔で作業している写真なんかが載っているのだが、あれはやはり写真だからそう見えるだけなのだろうか。私の取っているクラスの連中はヤローが殆どであり、怒号飛び交うわ汗が飛び散るわ、ガラスを成形するために使う新聞紙の束が焦げたすすで顔はまっくろ、毎回どろどろになって帰宅するのが日常である。みなひとクセもふたクセもあるヤツらばかりで、怒鳴りあうこともあれば、この野郎いつかぶっ殺してやるなどと逆上することもしばしば。 おまけに、先生のジェイムスもこれまた怒鳴る怒鳴る。どうも本人には怒鳴っているという自覚がないらしいのだが、ロックをガンガンかけながら作業していることもあって、怒鳴らないと聞こえないというのも一因かもしれん。しかし、やっぱり根が短気なので、怒ると目つきがキリキリと変わってくるのがオソロシイ。しかし、ビビっているのも最初のうちだけで、もう今やすっかり耳が慣れ、あーまたなんか怒鳴ってるよ、ははは、と全く気にも留めていない。 そんな野蛮なクラスだが、時折は誰かがビールの6パックを持ちより、飲みながら作ったりすることもある。作業後に時間があれば、週の半ばにもかかわらず近くのバーに立ち寄ったりもする。そんなときは、みなクラスでのいざこざを忘れて、楽しくガラスおたく仲間と化してワイワイ騒げる。そんな集まりが非常に心地良い。考えてみれば、渡米して2年半、職場以外の友人とは、みなオットのりんプーの友人関係からが殆どだったのだが、これは、アメリカで初めて私が自力で手に入れた、私の友人と、私がいる場所なのである。これからも体力とカネの続く限り(結構授業料高いのだ・・とほほ)、続けてゆきたいと思っている。 |
| 作品No.1: ピサのグラス 実はこのグラス、思いっきり重心がずれておりハッキリ言って傾いているのでこういう命名なのだが、色がきれいなので花瓶として使用している。植物でも入れちまえばわかりゃーしないって。要はプレゼンよ、プレゼン。 |
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| 作品No.2: はじめての足つきグラス グラスの足はとってもむずかしいのだ。2003年2月、初めてトライ。一応優雅にすっと足がのびたワイングラスのつもりだったのだが、スナック菓子の「キノコの山」を彷彿とさせるほのぼのした仕上り。いかん・・。しかし、実用化するには、もっとたくさん入るようにせねばならんだろう。来客用か。 |
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| 作品No.3: ミルクピッチャー・またはタレ入れ これも一番新しい、2003年2月のもの。最近ちょっとは違う形に取り組んでみようと、意気込んでいるのだ。しかし、ミルクピッチャーにしてはちと小さい。おまけにそんなもん日常でも使わん。餃子のタレでも入れるか。 |
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| 作品No.4: 葉っぱの飾りつきゴブレット・ベルばら風 これはちと華美すぎ。私のテイストとはちょっと違うが、新しいテクニックを習ったので、使ってみた。ちゃんとぐるぐる茎も巻き付いている。しかし、まだ残念ながら重心がズレている。 |
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| 作品No.5: パフェも食わんのにパフェグラス 甘いもんキライだから、当然パフェなんか食わん。では、一体なんのために、こんなもん作ってんだろ・・。この不透明の薄いピンクと、クリアな赤の色の組み合わせは結構ガーリーで好きなのだが。年とってからめっきりピンクが好きになったワタシ。 |
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| 作品No.6: コップ 〜Tape Worm(回虫)シリーズその1〜 常日頃から、どうしてグラス作品にはファンシー系の名前が多いのかと思っていた。天使の××とか。ううっ、キ・・キライだっ!このボディラップという手法(側面にぐるぐる巻きつけるやつね)は気に入っているのだが、名前は思いきりよく回虫シリーズと名づけ、毎回ガラス仲間や先生から嫌な顔をされている。 |
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