| ベトナム麺パート2! | ||
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このコーナーでも最初のほうに書いたのだが、シアトルに来てからベトナムのスープ麺(Pho)にすっかりハマってしまった。日々私のベトナム麺への愛は高まり、もはや、ラーメンに対する愛に匹敵するほどになってしまったのだ。下品な例えをするなら、ラーメンが本妻とすれば、ベトナム麺は現地妻とでもいったところか。 以前、東京にいたときに赤坂のベトナム料理屋にりんプーと出かけ、1人7000円以上も取られたニガ〜い経験から、ベトナム料理はイマイチ敬遠していたのだが、ここシアトルではベトナム料理はとても安い。そして、私はどのベトナム料理屋に行ってもPhoばかり食べているのだ。 まあ、スープと麺のコンビということで、ラーメンと同じような位置にあると思って頂ければよいと思う。しかし、ラーメンと比べるともっとあっさりしており、米で作った麺はラーメンなどの小麦から作った麺より消化が良いような気がする。結構お腹がパンパンになっても、あとでもたれたりしないのだ。 職場の同僚にベトナム人の女の子がいる。彼女に言わせると、私が食べたところのベトナム麺は本場物とは大分違うらしい。そんなに違うの?と聞くと、『もう全然。わかるでしょ、多分ここの日本料理もそうだと思うけど、アメリカナイズされてて全く別物よー』と鼻で笑われてしまった。おーし、んじゃ、本場モンを食べさせてもらおーじゃないの。だって、初めて食べたのがもう既にきっちりアメリカナイズされたものだったのだ。そう言われても、基準になる味がわからないとなんとも判断できないもんね。 そして、そのベトナム人の女の子を先頭に、5人ばかり集まってランチに繰り出した。場所は、インターナショナル・ディストリクトという、中国や日本、そしてベトナム料理屋が多いところ。あのシアトルが全米に誇る和食スーパー、宇和島屋のある場所である。私達の職場からは、バスを使えば停留所ふたつの近さ、そして、昼間はシアトルのダウンタウンはライドフリー・エリアとなっており、バス代払わずにタダ乗りできるのであった。うーん、こういうとこは太っ腹。 さて、その本場にかなり近いというベトナム麺は、私が今まで食べたものと違い全然甘くなかった。やはり中華料理なども、アメリカナイズされたものはかなり甘味がきついので、ベトナム料理も同じ理由によるものなのだろう。しかし、和食のしょっぱさをこよなく愛する私には、とても美味しい。牛テールで出汁を取ったスープは、しっかりとビーフのうま味がついているにも関わらずギトギトしておらず、あっさりとお腹のなかにおさまってゆく。同行した職場の女の子達の手前、皆と同じようにスモールサイズの器をオーダーしたのだが、これだったらラージでも全然イケそう。よっし、今度は是非デカいヤツを1人でたのんだる、と心ひそかに誓う。 あっさりした風味は、スープのみならず、生のもやしやバジルのトッピング、そしてライムを絞って食べることによってより一層引き立てられる。なんかちょっとヘルシーな感じもイイですな〜。実をいうとここ最近、このベトナム麺を、週に1度以上の割合でランチに食べているのだ。 |
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| 以前はりんプーも珍しがって、私と一緒にベトナム麺を食べに行ってくれたのだが、最近は私が毎回ベトナム麺食べたいと騒ぐのに嫌気が差したらしく、ちっともつきあってくれなくなった。彼はもともと麺類のファンではなく、東京でもあまり私とラーメンを食べることはなかった。かくして、私のベトナム麺通いはランチのみになったものの、台湾、及びベトナム出身の同僚を得てヒートアップしてゆくことになる。 しかし、来週はじめての里帰り。やっぱりラーメンは食べたいよなー。現地妻に心奪われつつも、やはり慣れ親しんだ本妻に安らぎを求めようとするこのスケベ根性(なんのこっちゃ)。心は千々に乱れて、不倫に走った単身赴任のオッサンの気持ちがしみじみとわかったりするような秋であった。 |
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