The Fourth of July Party 2002 (7/5/02)

 

 いやいやいや、ホントに疲れた…。でも楽しかった!!

 

 昨日、この家に入ってから恒例となった、第6回目の独立記念日パーティーを開催した。「シアトル生活…家購入編」でも書いたけど、7月4日は夜の10時くらいから、家の前に見えるユニオン湖の真ん中から花火が上がるんで、そのためにみんなで集まって騒ぎましょうっていうパーティー。5年前、初めてこの家で大きなパーティーを開くときには不安だったけど、客も予想以上にたくさん来てくれたし、後片付けが大変なことを除けばとにかく楽しいし。というわけで、友達の間では僕の7月4日パーティーは結構有名でいてくれるみたい。

 

 当日、家の真ん前の道路は夕方くらいから歩行者オンリーになる。花火の時間には、この通りは見物客で黒山の人だかりになるからね。花火はユニオン湖のちょうど真ん中辺りに浮かべられた、巨大な貨物船みたいな場所から、日本の花火師によって打ち上げられる。後で聞いたんだけど、今年でその花火師は引退するらしい。どうりで花火に力が入ってたワケだ。打ち上げ場所の回りはオレンジ色のブイで仕切ってあって、その外側には見物ボートがたっくさん。去年のテロのせいもあって、ブイの位置はかなり打ち上げ場所から離れてたみたいだけどね。ユニオン湖の北側にはGas Works Parkっていう公園があって、家族連れとかはここに集まるみたい。気持ち良さそうな場所なんだけど、夕方近くなると人ごみで芝生の色が見えなくなるくらいなので、ゆっくりのんびり花火を見るってわけにはいかないかもしれない。

 

家の前の道は車の通行・駐車が禁止される

向こうに見えるのがユニオン湖

 

真ん中の大きな船みたいなヤツから

花火が打ち上げられる

 

その打ち上げ場所の回りには

花火を見物するボートがたくさん!

 

 このパーティーは、ワイン、ビール、ソーダ類や、ポテトチップスなんかのちょっとしたお菓子類はこっちで用意するけど、基本的に飲み物や食べ物はお客に持ってきてもらう形式。Koreyの友達Markは材料を買って来て、家でおつまみを作ってくれたりした(いろんなチーズを混ぜ合わせてそれをハムで巻いたもの)。たくさんの人が食べ物を持ってきてくれたんだけど、人に挨拶して回ってるので忙しくて、ワインばっかり飲んでて全然食べられなったのが悲しかった…。でも大勢の人の波にのまれて、イナゴの大群に襲われた畑のように、食べ物は一瞬でなくなってたみたいだけどね(笑)。

 

Mark(中央)がおつまみを作ってくれてる

左は母で、右はKorey

 

みんなが持って来てくれた食べ物

忙しくてほとんど食べられなかった(泣)

 

 それにしても大勢の人だった。去年よりも輪をかけて多かった気がする。全部で100人くらいいたんじゃないかな。幸い天気が良かったんで、ほとんどの人が出たり入ったりしてたから、そんなに家の中は混乱してなかったけどね。長いこと会ってなかった友達にも会えたりして、すごく嬉しかった。しかし何も食べずにワインばっかり浴びるように飲んでて、よく泥酔せずにいられたなって自分でも感心してしまった(笑)。たぶん色々な人に会って挨拶しなきゃいけないっていう緊張感が常にあったからじゃないかな。

 

リビングルームに集う人々(1)

 

リビングルームに集う人々(2)

 

 花火の時間が近くなってくると、パーティーに来た半分くらいの人が、家の前の道路に出て打ち上げを待っていた。日本の花火大会って子供の頃しか行ったことがないのであまり憶えてないんだけど、音楽と花火をシンクロさせるなんてことあったっけ? アメリカに来て驚いたのが、音楽と花火のシンクロを真剣にやってること。ラジオ局でシアトル・シンフォニーによる音楽を流して、それに合わせて花火が打ちあがるって寸法。だから中にいる人はサウンドシステムから音楽を聞くことができるけど、外に出てる人にも聞こえるようにってことで、ドライブウェイに止めてある車のドアを開けて、ラジオを全開にして打ち上げを待っていた。

 

そろそろ花火の時間

半分くらいの人が外に出て花火を待ってた

 

 さあ、いよいよ打ち上げ。やっぱりこれは外で見ないと迫力が伝わってこない。体の奥底に響くようなドーン、ドーンという音と共に、色とりどりの花が夜空一杯に咲き始める。音楽とのシンクロもちゃんと考えてあって、静かな曲のときにはあまり音のしない小さな花火がたくさん上がって、迫力のある音楽のときには、空一杯に広がるような大きな花火と全身を震わせるような爆発音で、素晴らしい協奏を見せてくれる。今年はちょっとだけシンクロがずれてたような気がするんだけど、この家での2年目のパーティーのときだったかな、音楽と花火が寸分のズレもなく完全にシンクロしてて、心の底から感動した覚えがある。今年の花火も気合入ってたけどね。さすが今年で引退っていう花火師がやってるだけのことはある。最後に花咲かそうって感じなのかな。江戸っ子だねぇ(そうなのか?)。

 

いよいよ打ち上げ

ブレまくっててゴメン

 

シアトル・シンフォニーの奏でる音楽にシンクロして

花火は約30分続く

 

 実はシアトルには有名な花火が二つある。一つはこのユニオン湖の花火。もう一つはエリオット湾に上がる花火。エリオット湾の花火も家から見えるんだけどかなり遠くなので、100%の人がユニオン湖の花火に見入ってたと思う。誰に聞いても、エリオット湾のヤツよりもユニオン湖の花火の方がいいって言うしね。いやいや、ホントにいい花火だった。

 

 メイン・イベントである花火が10:30くらいに終わっても、パーティーはまだまだ終わらない。次の日は金曜ってことで、ほとんどの人が休みを取って4連休にしてるみたい(僕も結局会社休んじゃったし)。結局1時過ぎまで人が居たんじゃないかな。今年の客はみんな大人しくてよかった。2年目か3年目のパーティーの時には、客がリビングルームの家具を端に追いやって、ガンガンに音楽を鳴らして完全ダンスクラブと化してたもん。ちとやりすぎだぜ、をい、とか心の中では思ってた。今年はそんなことにならずに、みんな歓談だけで終わってよかったよかった。

 

花火が終わった後もパーティーは続く…

 

左からTom, 僕, Betty, Ed, Christian

 

 1:30頃最後の客が帰って、後に残るのはゴミとカンとビンの山…。床はビールやワインでベトベトだし。大きなため息をついてから、清掃作業の開始。全部片付けるのに一時間くらいかかっちゃったよ。床掃除は母が次の日にやってくれたのでとても助かった。それにしても今年は誰も何も壊さなかったみたいでよかった!(笑) もうこの頃にはボロボロに疲れてて、最近は例の怪談のせいで寝つきが悪かったことも忘れて、朝までグッスリ眠りました。一年で一番大きなパーティーのおしまい~! なんだか不思議に物悲しい気分になっちゃうのはどうしてなんだろう?

 

 このパーティーで気づいたのが、人によるマナーの違い。友達を招待してもいいよって僕の友達に言っていたので知らない人もかなり来たんだけど、その中の半分くらいの人がドアを開けて家に入ると、挨拶もせずに友達を探しに行ってた。その内の半分くらいの人は、後で僕の家だってことに気づいて、気まずい顔をしながら挨拶に来るんだけどね(笑)。やっぱり知らない人のパーティーに呼ばれたら、まずホストを探して挨拶しなきゃだよ。気にしないホストもたくさんいるだろうけど、「Hi! Alexといいます。友達のKoreyに招待されて来たんですが、このパーティーのホスト(主催者)がどこにいるか知ってますか?」っていうことを言えたら、その人に対する評価もグンと上がると思うしね。まぁ僕もあんまりそんなことを気にする方じゃないので、「誰だこいつ?」って人たちとも仲良く話してたけど、ただ人によって接し方も様々だなぁと思っただけ。いいマナーを使っておいて損はないと思う。Manner matters!