モンタレー半島のダイバー

モンタレー半島ではじめてのダイバーは深海で水中パイプを設置、整備をしていたプロの作業員でした。
時は1927年。イワシの漁船は沖合い150から200メートルの辺りからそのパイプを通じてカナリー・ロウに並ぶ缶詰工場へその日の漁を送っていました。
作家スタインベックの小説「缶詰横丁」にその頃の人間模様が描かれている。

魚ポンプを開発したのはHovden Food Products社(建物は現在モンタレー水族館)の社長、Knut Hovden氏でした。
当時のダイバーは固いヘルメットをかぶり、動きにくいスーツを着て地上からパイプを通じてポンプされてくる空気を呼吸していました。



スポーツダイビングが始まったのは1950代の後半からでした。スーツは勿論存在しない為、体にワセリン等を塗ったくって冷たい海水から守っていました。マッチョなスポーツだったことは間違いありません。

ダイビング技術が発達すると共にダイビングはだんだん安全なスポーツに.変わって行き、ダイバー人口も年々増え続けています。自然保護に注目がシフトしていく中、ダイバーとしての自覚、認識が問われるようになってきました。
かつては数十万単位でいた魚群は今は数千にまで減っています。地域の原動力であった缶詰産業は魚不足で今は一軒も残っていません。



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