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Diving USA - 米国におけるダイビング事情


今現在、米国で話題になっているダイビングネタを紹介していきたいと思います。サイトの管理人者の独り言の場合もありますので、悪しからず、了承下さい。


ソロ・ダイビング

一人で潜る
  これはさすがに訴訟の国といわれるところだからこそというべきか、「自己責任」を象徴する議論です。しかも「ダイビングする時は必ずバティー・チームを組んで」という常識を破ろうとしているものです。
  バディー同行ではなく、勿論ガイド無し、一人で潜る事をソロ・ダイビングといいます。それを各団体が認めても良いのではないかと考えるダイバーが増えているのです。

  バディー・システムに疑問を抱くダイバーの言い分のひとつは十分なトレーニングを与えられないままCカードを発行する団体にも向けられているところもあるようです。そのような経験不足、頼りすぎるダイバーの「守」をさせられるところに大きな抵抗を感じています。万が一事故が発生したらバティーとしての責任も問われるでしょう。

  で、一人でダイビングする事は本当に危険なんでしょうか?答えは誰に尋ねても「イエス」でしょう。危険を回避することは最優先すべきことです。それでも、バティーを組んでいてはぐれたりして余儀なくソロ・ダイビングをした経験がある人は多いのではないでしょうか。現実に否応無く「ソロ・ダイビング」をせざるを得ない状況がある以上、、一人でも大丈夫だというレベルに達する事を各ダイバーが心掛ける事は大前提だと思います。

保険は?
  ソロ・ダイビングで重要な点はもう一つあります:もし一人で潜って事故にあった場合、保険は利くかどうかです。DANのダイビング保険にはそれをはっきり禁じるような文書はありません(あくまでも米国での話)。保険はカバーしているという事です。ところが、バディー・チームを組んで潜り、相手の同意を得ずに一人にさせて相手が事故にあった場合、責任は問われます(米国判例)。バディーを組むと合意した時点でお互い見放さないという契約を結んだ事になるからのようです。

バディーを組んでいるから安全だというのは大きな勘違い。

  ダイビングの目的によってもソロ・ダイビングが向いているものもあります。それはアンダーウォーター・フォトグラファー、つまり写真家です。自分はただ泳ぎ回りたいのにカメラを持っているバディーと組まされたとき、悲惨な目に合わされるでしょう。

  ソロ・ダイビングのCカードを発行している団体が存在します。それはSDI(Scuba Diving International)です。詳細に関しましてはHPで確認してください。

  賛成派と反対派、議論は延々と続きます。最終的に一人で潜るかどうかは自分が持っている経験、技術、体力などを考慮して自分が決める事であり、自分で責任をとる事が原則です。

参考書:
Solo Certification: It's Time
Solo Diving Facts and Fears

Solo Diving 2nd Edition: The Art of Underwater Self-Sufficiency, by Robert von Maier ISBN: 1881652289

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セルフ・ダイビング

ガイド無し?
  リゾート地や特殊なダイビング(ケーブ等)や、PADIの「Discover Local Diving」の様なプログラムで無い限り、殆どのダイビングはガイド無しで潜ります。

  ボートダイビングではダイブマスターかそれ以上のレベルの乗組員がいてもガイドはしません(頼めばしてくれるかも知れませんが、予約が必要でしょう)。
  バディーがいないダイバーには(不本意かも知れませんが)同じ状況の客がバディーに指名されます。(それでボートの乗組員はダイバーに対する責任をバディーになすりつける事が出来る 
  基本的に緊急時以外、ダイブマスターは水に入りません。スポットのブリーフィングを行う事が一番の役目です。いつでも水に飛び込めるよう、スーツを着て機材を準備している等、最低限の事はしていますが。

  特にカリフォルニアはビーチ・ダイブが非常に手軽に出来るところです。目的やスキルに合わせてスポットを選び、ギアアップして潜る手軽さがたくさんのダイバーに人気の理由の一つでしょう。その手軽さと、強い独立心からか、初めてでないかぎりガイドを頼む人はほとんどいません。

  実際のところ、「セルフ・ダイビング」という英語は存在しません。

ご参考までに
  この様なダイビングはかなり安く上がります。ちなみに私の場合ですが、ごく普通のダイビングでこんな感じです(2人分):
交通費(往復260キロのガソリン代)  14ドル
駐車料金(最大)  10ドル
タンクレンタル(4本)  40ドル
食事(2人、生中1杯ずつ、チップ込み)  42ドル
合計 106ドル
1ドル=120円⇒12,720円

1. 駐車場無料のスポットもたくさんあります。
2. 弁当やジュースは持参することが多いです。
3. 多くのダイバーは(特にベテラン)は自分のタンクを持ってます。エア・フィルは平均4〜5ドルが相場です。ポピュラーなサイトには以下の様な出前リフィル車が来てくれます。

©Luiz

4. ボートダイブはUS$75.00(2ダイブ、スナック、タンク料込み。乗組員へ客1人5ドルぐらいのチップを渡すのが普通。)

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オクトパスの位置

右側?左側?
  日本とアメリカでオクトパスの取り付け方が違うのは何故でしょう?次の写真をご覧下さい。インターネットから拾ってきたものですが、最初の2枚は日本人ダイバーです。後続の2枚はアメリカ人です。日本人ダイバーはオクトパスを左側に設置してる場合が多いようですが、アメリカ人はレギュと同じ右側が一般的です。

  
レギュとオクトは両サイド、別々に設置   ちょっと見え難いが、左と同様

  
レギュもオクトも右側

何故?
  推測ですが、アメリカと日本人ダイバーの予備のエア・ソース(オクトパス)に対する認識が異なるからではないかと思います。

  オクトパスはレギュレータが故障したときに本人が使う為にあると考えると、レギュレータと同じ右側に設置して当然です(例外はパワーインフレータ-に着いているオクトパス)。つまり、オクトは自分のために準備しておく機材です。
  一方、バディーがエア切れを起こした場合への予備のエア・ソースという認識だと、レギュレータの反対側に設置したほうが邪魔にならなくて済みます。

  このように、オクトパスの存在意義を日米でどう捉えているかが、位置の違いとなってくるのではないでしょうか。あくまでも推測ですが。

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単位: フィート、ポンド、華氏・・・

SI系 vs ヤード・フィート系
  世はSI系で統一している中、アメリカではヤード・フィート・ポンド・華氏といった、ちょっと馴染み難い単位を使ってます。ダイバー同士の会話やダイビングポイントのブリーフィング等に出てくるので知っておくことは必須です。

温度: 華氏(F) vs 摂氏 (C)
  華氏から摂氏への変換式は以下の通りですが、ダイビングの水温範囲を記憶しておくと大体の目安として便利です。

華氏 (F) 摂氏 (C)
40 5
50 10
60 15

C = (F-32) x 5/9

深度: フィート vs メートル
  深度をフィートで言われてもピンと来ないかも知れません。
  1 foot = 0.3048 m ですから、例えば「ここのダイビングは大体60フィートで・・・」と言われたら、えーっと・・・18メートルか。

重量: ポンド vs キログラム
  ウェイトはポンドを使います。
  1 lb = 0.454 Kg
  鉛の固まりモノもあれば、ペレット状のものを袋に詰めてあるものなど種類は幾つかあります。1、2、3、5ポンドといった感じであります。

圧力: psi(ピー・エス・アイと読む) vs bar
  1気圧=1barとして、1 bar = 14.7 psi
  満タンで3000psi = 200 bar

タンクの容量: 立方フィート(cubic feet) vs リットル
  タンクの容量は定圧でのタンク容量をリットルで表わすのに対し、立方フィートでは使用圧でのエアの量を表しています。
  こちらでポピュラーなアルミ80(Aluminum 80)は12リットルタンクになります。

  エア量80cuftのタンク、3000psiの使用圧の場合:
  3000 psi / 14.7 bar = 204.1 bar = 204.1気圧
  80 cuft / 204.1気圧 = 0.4cuft(タンク容量)

  リットルに換算すると:
  1cuft = 28.3リットルなので、
  0.4cuft x 28.3 = 11.3リットルのタンク

Metric vs Imperial
  メートル法(Metric)に対し、この単位法はImperial(=大英帝国法)と呼ばれてます。
  気圧などの計算は当然メートル法のほうが論理的で便利なので早く統一してもらいたいものです。

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